会計ソフト大手のフリーは2月21日、LINE WORKSが提供する「LINE WORKS」と連携するアプリケーション「チャットで勤怠(freee人事労務)」において申請承認機能の提供を開始したと発表した。

これまでは勤怠不備の通知などを受け取ることは可能だったが、通知を受けたあとにパソコンやスマートフォンから「freee人事労務」にログインし直して再度申請する必要があった。また承認する側も申請を確認する際に毎回freee人事労務にログインしないと申請承認ができないという課題があったという。

今回のリリースにより、利用者の「ログインし直す」という一手間を減らすことで、シームレスにLINE WORKSのチャット画面から各種勤怠申請および承認が可能になる。申請する側も承認する側も、LINE WORKS上のチャットベースの操作のみで各種勤怠申請や承認を行えるようになるため、勤怠管理業務をより効率化することができる。

  • 勤怠不備通知から申請から承認までがLINE WORKS1つで完結できるようになった

    勤怠不備通知から申請から承認までがLINE WORKS1つで完結できるようになった

なお、今回対応する申請は、勤務時間修正申請、有給休暇申請、残業申請、勤怠締め申請の4種類。両社は、建設業や運送業といった2024年問題などに直面する業界を中心に、現場でも利用しやすい勤怠管理サービスを提供することで労務業務を効率化していきたい考えだ。