キオクシアとウエスタンデジタル(WDC)は2月6日、キオクシア四日市工場およびキオクシア北上工場における設備投資計画が、経済産業(経産)大臣によって「特定高度情報通信技術活用システムの開発供給及び導入の促進に関する法律」に基づく「特定半導体生産施設整備等計画」に認定されたことを発表した。

この認定に基づき、キオクシアの四日市工場ならびに北上工場に対して、最大1500億円の設備投資などに対する助成金が交付されることとなる。主に、第8世代および第9世代の3次元NAND型フラッシュメモリの生産に向けた設備投資に充てられる予定で、両社はこの認定を踏まえ、今後も20年以上にわたるジョイントベンチャーパートナーシップを活かし、日本国内において最先端フラッシュメモリの開発・生産を強化していくとしているほか、半導体関連産業の発展や半導体人材の育成も推進していくとしている。