NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は10月5日、心疾患患者の運動習慣獲得支援サービス「みえるリハビリ」を10月12日より提供開始すると発表した。

同サービスは個人の運動習慣獲得をサポートするもの。「hitoe」を使った着衣型ウェアラブルデバイスとスマートフォンのアプリ、運動記録の保存が可能なデータ利活用プラットフォームから構成される。

ユーザーは医療従事者から案内された自身の運動強度(METs)を、アプリに登録できる。運動の際は着用した「hitoe」で取得する心拍数・加速度をもとに、NTT独自の運動強度推定技術で運動強度(METs)をリアルタイムに算出して可視化し、事前にアプリに登録した運動強度(METs)照らし合わせながら運動が可能。

運動中に運動強度(METs)が強すぎたり弱すぎたりするとアラートが通知されるため、安心して運動に取り組めるという。

また、同サービスは行動経済学に基づき、目標達成状況に応じたフィードバックメッセージの送信やポイント・レベルシステム、ウォークラリーなど、ゲームの要素を織り交ぜ楽しみながら運動習慣を身に付けることができる。サポーター機能により、家族や親しい友人へ自分の運動状況の共有も可能だ。

そのほか、同サービスはNTT ComのデザインスタジオKOELが参画し、運動習慣獲得のためのユーザーリサーチや体験設計を行い、利用者の多くを占める高齢者にも使いやすいUIを実現している。

  • 心疾患患者の運動習慣獲得支援サービス「みえるリハビリ」の特徴

  • 心疾患患者の運動習慣獲得支援サービス「みえるリハビリ」のアプリ画面のイメージ