JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月9日、マイクロソフトから同社製品の脆弱性を修正する2023年8月のセキュリティ更新プログラムが公開されたとして、アップデートを呼び掛けた。

  • 2023年8月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムに関する注意喚起

7月のアップデートでは、CVEベースで74件の脆弱性の修正が行われる。これらの脆弱性のうち、以下は、サイバー攻撃への悪用が確認されているという。

  • CVE-2023-38180:.NET および Visual Studio のサービス拒否の脆弱性

また、以下のゼロデイ脆弱性の修正も行われている。

  • ADV230003:Microsoft Office の多層防御機能の更新プログラム
  • ADV230004:Memory Integrity System Readiness Scan Tool Defense in Depth Update

JPCERT/CCはMicrosoft Update、もしくはWindows Updateなどを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用するよう、呼びかけている。