フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は7月05日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|DMM をかたるフィッシング (2022/07/05)」において、DMMを偽装したフィッシングの報告を受けていると伝えた。

メールの件名としては次の文字列が確認されており、注意が必要(下記以外の件名が使われている可能性もある)。

  • DMM:重要なお知らせ

確認されている偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。

  • https://tow●●●●.shop/jp
  • https://tiy●●●●.shop/jp
  • https://we3●●●●.shop/jp
  • https://valk●●●●.shop/jp

報告されている詳細内容は次のとおり。

  • 本人確認が必要なクレジットカード取り引きがあったとして、クレジットカードの利用を一部制限している旨のメールが送付されてくる。制限を解除するには利用確認が必要であるとし、リンクのクリックを促してくる。リンク先はフィッシング詐欺サイトになっており、アカウント情報の窃取およびクレジットカード情報の窃取が行われる
  • 2022年07月5日の時点で、フィッシングサイトは稼働している
  • フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|DMM をかたるフィッシング (2022/07/05)

    フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|DMM をかたるフィッシング (2022/07/05)

フィッシング詐欺に使われているWebサイトは一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。

フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトやフィッシングメールを発見した際には同協議会まで報告してほしいと呼びかけている(参考「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | 報告」)。