JPCERTコーディネーションセンター(Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center:JPCERT/CC)は3月15日、「Apple製品のアップデートについて(2022年3月)」において、Appleが複数の製品に対するセキュリティアップデートをリリースしたと伝えた。該当する製品にはmacOSやiOS/iPadOSも含まれている。

Apple製品のアップデートでは新機能に注目が集まりがちだが、脆弱性への対応も同時に行われていることが多いため、セキュリティ上の観点からもできるだけ早いアップデートの適用が推奨される。

Apple製品のセキュリティアップデートの情報は次のページで公開されている。

  • Apple セキュリティアップデート - Apple サポート (日本)

    Apple セキュリティアップデート - Apple サポート (日本)

アップデートがリリースされた製品は次のとおり。

  • GarageBand 10.4.6 (macOS Big Sur 11.5 以降)
  • Logic Pro X 10.7.3 (macOS Big Sur 11.5 以降)
  • Xcode 13.3 (macOS Monterey 12 以降)
  • セキュリティアップデート 2022-003 Catalina
  • macOS Big Sur 11.6.5
  • macOS Monterey 12.3
  • tvOS 15.4
  • watchOS 8.5
  • iOS 15.4 および iPadOS 15.4

修正された脆弱性の内容は、それぞれ次のページで確認することができる。

本稿執筆時点ではまだ英語でしか掲載されていないが、近いうちに日本語に翻訳された情報が提供されるだろう。JPCERT/CCはAppleが提供する情報を参照した上で、影響範囲の確認と対策を検討するよう呼びかけている。