デジタルアーツは4月18日、外部からの標的型攻撃対策と内部からの情報漏洩対策を同時に実現するWebセキュリティ「i-FILTER(アイフィルター)」とメールセキュリティ「m-FILTER(エムフィルター)」のクラウドサービスとして、「DigitalArts@Cloud(デジタルアーツアットクラウド)」を5月9日に提供開始すると発表した。

同社では、今回のクラウドサービス提供の背景に、サーバ構築の手間や管理にかかる費用の負担、運用を行うためのセキュリティ人材の確保が企業や官公庁の課題となっている点があると説明する。

今回提供する「DigitalArts@Cloud」は、「i-FILTER」Ver.10とメールセキュリティ「m-FILTER」Ver.5がベースで、両製品をセットで導入すると、「外部からの標的型攻撃対策」と「内部からの情報漏洩対策」が同時に実現できるという。

さらに、「DigitalArts@Cloud」では、「統合簡易設定画面」や「統合レポート画面」を新機能として標準搭載。「統合簡易設定画面」では、管理者が簡単な操作でポリシー等の設定を行える画面設計となっており、「統合レポート」では、「i-FILTER@Cloud」と「m-FILTER@Cloud」のログを統合・分析し、アクセス履歴などの詳細を体系的にレポート化する。

  • 統合レポート トップ画面

  • 統合レポート インシデント詳細画面

価格は、500ライセンスの場合、年額・1ユーザーあたり8,400円(税別)~。