日立ハイテクノロジーズ(日立ハイテク)とオリックス・レンテックは9月5日、法人向けに卓上型走査電子顕微鏡「Miniscope TM3030Plus(TM3030 Plus)」およびイオンミリング装置「IM4000Plus」のレンタルサービス「Lレンタル」を開始すると発表した。

TM3030Plusは、半導体・電子部品などのエレクトロニクス分野、各種材料分野や医学・生物分野などの幅広い分野における研究開発や品質管理で利用されている。卓上サイズで100ボルト電源にて使用できるため、オフィスなどでも使用可能。一方、IM4000Plusは、走査電子顕微鏡の前処理装置としてエレクトロニクス・各種材料分野で利用されている。

同レンタルサービスは、レンタル期間満了時のレンタル機器の市場価値を考慮し、レンタル料を安価に設定したもので、TM3030 Plusを期間5年とするLレンタルで取り組む場合、月額レンタル料総額は購入価格より2割程度安価となる。

レンタル料は、契約期間5年間で、TM3030Plusが月額7万9500円、TM3030Plus+EDX(EDXはAZtec One)が月額14万6700円、IM4000Plusが月額16万8300円となっている(いずれも税別)。また、オリックス・レンテックでは、TM3030 Plusの短期レンタルサービスも開始するという。

卓上型走査電子顕微鏡「Miniscope TM3030Plus」

イオンミリング装置「IM4000Plus」