u-blox(ユーブロックス)は2月23日、Bluetooth 4.2仕様に準拠したBluetooth Low Energyスタンドアロンモジュール「NINA-B1」を発表した。

NINA-B1は、アンテナ、無線トランシーバー、組み込み型ARM Cortex M4Fマイクロコントローラ、Bluetooth Low Energyスタックを搭載。完全なスタンドアロンBluetooth Low Energy製品であり、追加のハードウェアを必要としていない。GPIO、ADC、I2C、SPI、UARTの各インターフェースを介して、センサー、加速度計、LED、およびそのほかのセンサー/制御機器をモジュールに直接接続することが可能。アンテナ内蔵の「NINA-B112」(10×14mm)、アンテナピン搭載の「NINA-B111」(10x10mm)の2つのバージョンで提供される。

同モジュールと評価キット(EVK)はARM mbedに対応し、Bluetooth Low Energyスタックに独自のアプリケーションを組み込むことが可能。またファームウェアのアップグレードにより、将来のBluetooth 5.0仕様にも対応。512kBフラッシュと64kB RAMのアプリケーションメモリにより、無線通信によるファームウェアのアップグレードが可能となっている。

「NINA-B1」Bluetooth Low Energyスタンドアロンモジュール