Arcserve Japanは9月16日、統合バックアップ/リカバリ・ソリューション「Arcserve Unified Data Protection(Arcserve UDP)」がVMwareのクラウドサービス「VMware vCloud Air」に対応したことを発表した。また、ソフトバンク コマース&サービスを通して、Arcserve UDPとVMware vCloud Airを活用したバックアップサービスを拡大していく。

Arcserve UDPは、仮想や物理の混在する複雑な環境のニーズを満たす次世代の統合バックアップ/リカバリ・ソリューション。容易な操作性や災害対策などの機能を標準で利用でき、多様なクラウドサービスにも対応している。

今回、VMware vCloud Airに対応することで顧客の自社環境のバックアップデータの保管とクラウド上で稼働する仮想マシンへのベアメタル復旧(BMR)やファイル単位のリストア(復旧)が可能になるため、災害対策をはじめとした活用の幅が広まるという。また、Arcserve UDPの永久増分バックアップと重複排除機能を活用することで、顧客がVMware vCloud Airにバックアップデータを保管する際は、転送データをコンパクト(最大90%の重複排除率)にすることができる。

さらに、ソフトバンク コマース&サービスが提供するVMware vCloud AirとArcserve UDPを用いたバックアップサービスでは顧客がバックアップした環境データやシステムのVMware vCloud Airへの保管が無償となり、課金は保管したデータを使用してリストア(復旧)を行う時に行われるため、無駄なコストが発生しない。