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Googleは4月2日(米国時間)、「Google Developers Blog: FlatBuffers 1.1: a memory-efficient serialization library」において、FlatBuffersの最新版となる「FlatBuffers 1.1」を公開したと伝えた。FlatBuffersは2014年に最初のバージョンが公開されたシリアライゼーションライブラリ。メモリの利用効率が高く、データを読むためにパースしたり追加のメモリを確保したりする必要がないという特徴がある。

FlatBuffers 1.1の主な特徴は次のとおり。

  • Java APIを大幅に書き換え
  • デフォルトの状態でC#とGoのサポートを追加
  • 想定されていない状況でFlatBuffersを使う機能の実装
  • Protocol Buffersからの移行を補助する機能の実装
  • フィールドIDの手動割り当て機能の実装

FlatBuffersはクロスプラットフォームで動作するシリアライゼーションライブラリ。複数のプラットフォームおよび複数のプログラミング言語をサポートしている。もともとC++で開発していたパフォーマンスの要求されるゲームアプリケーション向けに用意されたライブラリだが、このライブラリそのものはゲームに限らずさまざまなシーンで有効的に活用できる。