2014年12月11日、東京都千代田区にて「経営に活かす!戦略的なITコストマネジメントとは!?」と題した、ビジネスセミナーが開催される。当日は、日本ティーマックスソフト 営業本部 営業部 担当部長の山口信成氏が登壇し、Oracleをモチーフとしたデータベースに必要な機能及び移行ツールを備え、ライセンスのトータルコストを大幅削減を実現する製品である「Tibero RDBMS」の概要を紹介するとともに、新たな選択肢として加える事で企業内システムにおけるベンダーロックインからの脱却についての詳細が分かるセッションを行う予定だ。そこで講演に先立ち、同氏に「Tibero RDBMS」の理解すべきポイントを聞いた。

「経営に活かす! 戦略的なITコストマネジメントとは!?」の参加申し込みはこちら(参加費無料、12月11日(木)開催、東京都千代田区、開場14:00~)

大手製品のベンダーロックインから脱却したい企業に最適

Oracleが年間保守料金の保守費用率アップを発表したことで頭を抱えているという企業は少なくないだろう。初年度保守費用に対して、毎年調整料金として3~42~3%が上乗せされるようになる。古いバージョンのサポートを打ち切ることで新バージョンへの移行を促すなど、安価に使い続けづらい仕組みとも言える。これまで高い信頼性を優先してOracleを使い続けてきた企業にとっても、移行を考える上での一つのきっかけとなったのではないだろうか。

日本ティーマックスソフト 営業本部 営業部 担当部長
山口信成氏

「Oracleをはじめとする、商用データベース管理ソフトウェアからの脱却を考えている企業に勧めたいのがTibero RDBMSです。日本ではまだまだマイナーな製品ですが、実はOracle並の性能を持っているという魅力的な製品です」と語るのは、日本ティーマックスソフト 営業本部 営業部 担当部長である山口信成氏だ。

「Tibero RDBMS」は韓国のTmaxSoftが手がけている製品で、韓国を中心とした海外では採用事例が増えてきている。日本法人である日本ティーマックスソフトも、2000年から日本での活動を行っている。日本でもミドルウェアをクラウドで提供するなど、すでに実績を持っている企業だ。

「大手商用データベースはもちろん、先行するOSS製品等に対してもTibero RDBMSの知名度はまだ低いと言わざるを得ませんが、まずはどの程度の実力なのかを知っていただきたいです」と山口氏は語る。

Oracleとの高い互換性を持ちながらコストは半額!

多くの企業にとって「Tibero RDBMS」について気になるのは、Oracleと比較した時にどうなのかということだろう。この点については問題がないと山口氏は胸を張った。

「Tibero RDBMSは、Oracleと高い互換性を持っているのが特徴です。また、Oracleではオプションで提供される機能の一部も標準で備えています」と山口氏。一部の機能を使いたいだけなのにオプションに高額を支払っていた企業の場合、その目的とする機能が「Tibero RDBMS」の標準機能に含まれているものならば、かなり手軽に利用できるようになるという。

特に魅力となるのは、Oracle RACと同等の機能を持ちクリティカルな業務にも対応可能な点だ。また、Oracleでは原則禁止となっているパブリッククラウドへの適応も可能であり、サーバに搭載されているCPUのCore数ではなく、利用分のCore単位での課金になっているなどクラウド体系への柔軟性も備えている。従来のシステムをクラウドへ移行したい場合や、新たにクラウドを活用したシステムを立ち上げたい場合には心強い選択肢となるだろう。

「価格面では、Oracleの約半額になると考えていただいてよいと思います。サポート費用も年一律ですし、国内ではUNIADEXによる24時間、365日の保守も提供していますから、サポート面での心配もありません」と山口氏は力強く語った。

SaaS型サービスでの利用も可能な柔軟性の詳細は?

「Tibero RDBMS」はOracleを初めとする大手製品のベンダーロックイン状態から脱却したいと考える企業にとって、非常に魅力的な製品となっている。また、クラウドへの適用性が高いためSaaS型のサービスを展開したい場合のデータベースとして活用することもできる。

「エンドユーザーに安価なサービスを提供したいと考えているSIerにも魅力あるものだと考えています。まずはTibero RDBMSについて理解し、新しい選択肢に入れていただきたいですね」と山口氏。

山口氏は12月11日に開催されるセミナー「経営に活かす!戦略的なITコストマネジメントとは!?」において、「Tibero RDBMS」の解説を行う予定だ。当日はより詳細な機能や価格、各種導入事例などについて紹介される。

コストは半額に抑えながらOracleとの高い互換性を持ち、クラウドでも活用しやすい商用データベース管理ソフトウェア「Tibero RDBMS」に興味を持ったならば、ぜひ聞いておきたい講演だ。

「経営に活かす! 戦略的なITコストマネジメントとは!?」の参加申し込みはこちら(参加費無料、12月11日(木)開催、東京都千代田区、開場14:00~)