ニフティは6月18日、同社が提供するクラウドサービス「ニフティクラウド」において、インフラ環境の構築や構成変更を自動化するツール「ニフティクラウド Automation」を提供開始した。

「ニフティクラウド Automation」は、コントロールパネルからの簡易な操作でサーバなどのリソースを一括して管理し、インフラ環境の構築・設定作業を自動化できる。

これまで手順書に従って手作業で実施していたインテグレーションやデプロイメントの作業を自動化できるため、作業ミスと手間が軽減され、効率的かつスピーディーなシステム開発が実現される。

これまで試用版として提供してきた環境構築自動化ツール「CloudAutomation β」に、アプリケーションデプロイや環境構築後の構成変更が可能になる機能を追加し、新たなツールとして提供される。

「ニフティクラウド Automation」の概要

具体的には、「サーバの作成・削除」「ディスクの作成・削除」「サーバのグループ管理「8つのデフォルトレイヤーの提供(Web/ロードバランサー/MySQL/Railsアプリ/Node.jsアプリ/PHPアプリ/Memcached/監視)」「カスタムレイヤー機能」「機能連携」「構成コピー」「コントロールパネルからのChef実行」「Chef実行履歴管理」といった機能が提供される。

コントロールパネルの画面イメージ

初期費用、月額費用は共に無料だが、「ニフティクラウド Automation」から作成した「ニフティクラウド」の各リソースには、別途利用料金が発生する。