Maxim Integratedは、HART(Highway Addressable Remote Transducer)通信プロトコル内蔵の4~20mA、ループ駆動温度トランスミッタリファレンスデザイン「Novato(MAXREFDES16#)」を使用することで、工場内の工業用温度を容易かつ高精度に測定および伝送することを可能にしたと発表した。

同リファレンスデザインは、HART通信プロトコルを使用して4~20mAの電流ループ経由でリモートセンサからの温度測定値を中央制御装置に伝送。これにより、±0.1%または±1.0℃以上の精度で-200℃~+850℃の低電力温度測定を可能にする。

また、2/3/4線式RTD(測温抵抗体)センサ入力をサポートしており、PT100~PT1000の任意の種類のRTDで動作するため、広範な産業用アプリケーションに適用させることも可能だ。

さらに、HART通信プロトコルのHART関数セットは産業オートメーションアプリケーション用製品開発サービス専門のエンジニアリング会社であるAB Tech Solutionが開発しているほか、Novato版HARTスタックはルネサス エレクトロニクスのRL78/G13マイクロコントローラ上で動作し、すべての汎用および一般的なコマンドをサポートしている。

なお同リファレンスデザインはフィールドセンサ要件に適合するDINサイズBヘッド実装ケース(直径40mm未満)に封止され、価格は99ドル(FOB USA)からとなっている。

リファレンスデザイン「Novato」の外観