パナソニック デバイスSUNXは、クラウドサービスを活用し快適性を保持しながら複数拠点の電力使用量の一括管理や遠隔制御を簡単に行える「EcoLogiX(エコロジックス)デマンドレスポンス対応コントロールユニット」を製品化、2月3日から受注を開始すると発表した。

「ELC2コントロールユニット」

同製品は、日本IBMや富士ソフトなどのクラウドサービスを活用し、従来必要な導入費用や導入期間を抑えつつ複数拠点の一括管理・遠隔制御が行え、さらにクラウド上の情報を活用し状況に応じた電力使用量の最適管理が可能。

その他、「温度、湿度などの環境パラメータ要素を取り込むことにより、省エネと快適性の両立が可能」「チェーン店などのビルに入居している店舗単位での電力監視・制御が可能」等が実現できる。

今後、中小ビルなどにBEMSを導入するBEMSアグリゲータやエンジニアリング会社とともに店舗、工場、ビルをはじめ自治体などでの普及の拡大を図る。

同社では、今後、接続できるクラウドサービスを順次拡大していく。