オージス総研、OSSに独自機能拡張を行ったIT基盤ソリューションを大幅改訂

オージス総研は、IT基盤ソリューション「ThemiStruct(テミストラクト)」を大幅にリニューアルし、2月より提供を開始すると発表した。

同ソリューションは、クラウドサービスとの連携やモバイル環境における多要素認証への対応、認証・認可機能の拡張など、オープンソースソフトウェアに足りない機能を独自に追加。また、管理ツールやインタフェースの追加・改良により、システムの運用で課題となるユーザビリティの改善を図った。

オープンソースソフトウェアの利用でネックとなるサポートの確実性という課題に対し、パッチ適用やバグフィックスなどソースコードレベルでの安定化検証を行い、独自に開発したログ収集モジュールを活用し国内の開発拠点との連携を進めることで、より安心・確実・迅速な課題解決を可能とした。

さらに、開発・検証・本番など稼働環境単位での価格設定のため、ユーザ数の増加による費用が発生せず、オージス総研がダイレクトに提供する高品質なサポートやオプションに対する追加料金を可能な限り定額化することで、すぐれた費用対効果を発揮する。

サービスは、顧客の要望にあわせてテクニカルサポート、プロフェッショナル、システムインテグレーションの3つから選択。テクニカルサポートは、ThemiStructサブスクリプションおよびテクニカルサポートの購入者に対し、利用方法等の問合せへの回答や障害時の調査、復旧の技術支援、回避策や代替案の提示を行う。プロフェッショナルサービスは、顧客の様々なシステム要件にもとづく実現方法の相談・概念実証・技術検証の支援、また、顧客自身で実施される検証や構築の技術支援やコンサルテーションを行う。システムインテグレーションサービスは、顧客の要望に応じたシステムの実現を提案から構築、維持管理までを行う。

ThemiStructの概要とラインナップは次のとおり。

オージス総研は、ソフトウェアとしての品質と開発元としてのサポートをコミットすることにより、オープンソースソフトウェアをベースにしたシステム構築にメリットを感じながらも、ソフトウェアの品質やサポート体制に不安を感じている企業を中心に、オープンソースソフトウェアのさらなる利用促進を目指す。