Googleはこのほど、法人向けクラウドサービス「Google Apps for Business」の新しい販売パートナーとして、NTTドコモとKDDIが加わることを発表した。NTTドコモは2013年10月15日から、KDDIは2013年11月1日から参加する。

Google Appsは、建設、製造、メディア、金融、流通、飲食、不動産、自治体など、さまざまな業種で活用されている。このほど、スマートデバイス分野で強みをもつNTTドコモとKDDIが販売パートナーになることで、企業や団体、および教育機関の利用者にとってGoogle Appsがさらに活用しやすくなる。

新たに販売パートナーに加わるNTTドコモは、スマートデバイスとGoogle Appsを最大限に活用することで、法人および教育機関向けにクラウドを使った業務効率化の促進を図る考え。また同社は、すでにGoogle Appsの販売実績がある電算システムと戦略的パートナーシップを締結し、利用者のニーズにあわせた導入前後のサポートメニューを提供する。

KDDIは、中小企業向け支援サービス強化の一貫としてGoogle Appsの取り扱いを開始する。また、auスマートデバイスと固定通信サービスをセットで契約すると割引価格になる「スマートバリュー for Business」を提供する。

Googleは今後も各パートナー企業との協業を強化し、サービスの利便性を高めていくとしている。