日立製作所は10月3日、日立統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform」(UCP)において、デスクトップ仮想化環境(Virtual Desktop Infrastructure:VDI)の構築向けに、「Hitachi Unified Compute Platform かんたんVDIモデル」(UCP かんたんVDIモデル)を製品化し、10月4日から販売開始すると発表した。

「UCPかんたんVDIモデル」は、サーバやストレージなど必要なハードウェアや、VDIソフトウェアCitrix XenDesktopなどのソフトウェアを組み合わせた事前検証済みの構成に、基本設定をあらかじめ済ませた状態で提供するもので、仕様検討から構築にかかる期間を5カ月から2カ月へ短縮できるという。

「UCPかんたん仮想化モデル」利用イメージ

「UCPかんたんVDIモデル」は、試行や本番導入といったフェーズやシステムの信頼性などに応じて、「トライアル構成」、「スタンダード構成」、「エンタープライズ構成」の3つの構成から選択できる。

「トライアル構成」は、発注から最短10営業日での納入が可能な小規模試行向けの構成で、部門単位のPOC(Proof Of Concept:概念実証、試行)に活用しやすい10ユーザーまでを対象としている。VDIシステムを1台のPCサーバ上に集約した構成で、発注から最短10営業日という短納期での納入が可能。価格は1年間のサポートサービスを含み、208万8,450円から。

「スタンダード構成」は、本番導入用の標準的な構成で、25ユーザーから利用可能、利用者の増加に応じ25ユーザーごとにサーバを増やすことができる。VDIの管理サーバを二重化し、コストを重視しながらも、VDIシステムの信頼性を保つことが可能。価格は、1640万6,460円から。

「エンタープライズ構成」は、大規模適用をもとにした構成で、管理サーバのみならず、ユーザー各自のデスクトップ環境も二重化し、さらに信頼性を高めている。管理サーバ50ユーザーから利用可能、利用者の増加に応じ50ユーザーごとにサーバを増やすことができる。価格は個別見積もり。