オートデスクは9月17日、同社が販売しているCADソリューションなど10製品に対し、従来の永久ライセンスに加え、新たにライセンス期間を「1カ月」「四半期」「1年間」の3つに区切ったレンタルプランの提供を開始したと発表した。

同プランには、専用Webサイトからの技術サポート、契約期間中の機能アップデート提供、クラウド サービス「Autodesk 360」の利用などが含まれている。

1カ月プランは同社のAutodeskストアのみで購入でき、四半期および1年間のプランはいずれもオートデスク認定販売パートナーから購入することが可能だ。サポート対応はいずれもベーシックとアドバンスを用意。提供エディションもスタンダード、プレミアム、アルティメイトのそれぞれが提供される。

なお、今回のレンタルプランの活用により、永久ライセンスを購入する場合に比べ、初期費用を抑制することが可能となるほか、設計や製作プロジェクトの時期などに応じで柔軟にライセンス数を運用することが可能となるため、利用コストの効率化を図れるようになるよう同社では説明しているほか、製品の利用形態を増やすことで、個人事業者やベンチャー、プロジェクト受注型ビジネスが多い企業などに対して、手軽に利用できる機会を提供していければと説明している。

主な製品構成と価格