日立ソリューションズは9月11日、Arubaシリーズ「ClearPass 統合認証基盤ソフトウェア」を公開した。

ClearPass(ArubaNetworks社製品)は、BYOD環境において高セキュリティなネットワーク環境の構築、管理負担を低減可能な認証ソフトウェアで、スマートデバイスやノートPCなどの会社支給端末の無線LAN利用における管理負担を低減させたい企業や、BYODを禁止している企業のセキュリティ対策に最適なソフトウェアとなっている。

「ClearPass 統合認証基盤ソフトウェア」

同製品の特徴は、「高セキュリティ」「高い運用管理性能」。802.1x認証のネットワーク設定が強制的に設定されるため、管理者が決定したネットワークポリシーを全てのデバイスに適用可能。iOS、MAC OS X、Windows、Android等、デバイスの種類に応じて必要な認証パラメータを自動生成する。

また、日本語GUIで見やすい、設定変更がし易く、マルチベンダ環境にも対応可能で、RADIUS、SNMP、TACACS+ の各種プロトコルに対応し、Arubaだけでなく、他社のアクセスポイントや機器も認証連携が可能となる。デバイスの無線LAN設定はツールで自動化し、ユーザがセルフサービスで設定可能。

さらに、高セキュリティなネットワーク環境を実現、管理負担を低減する機能として、「ユーザID/パスワードのみならず、端末の種類やMACアドレスといった様々な要素を用いた認証方法の組み合わせによりセキュリティポリシーを設定」、「社内ネットワークに接続する際、社内PCと個人のスマートデバイスで異なるID/パスワードを使用させる運用も可能」、「システム管理者が、リアルタイムにネットワーク内の利用端末を把握可能」、「個別に有効期限やアクセス権限を限定した、ゲストアカウントの発行および管理を容易に可能」等を装備している。