HOYAサービス 音声ソリューション事業部は25日、同社の音声合成ソフト「VoiceText」が、富士ゼロックスの提供する「観光音声ガイドサービス」に採用されたと発表した。

「観光音声ガイドサービス」は、観光客に現地の観光スポットなどを紹介するための地域発信型サービス。GPSとスマートフォンを連携しているのが特徴で、情報提供者にあたる地方自治体や観光協会などが事前に観光スポットの"位置情報"とテキストベースの"ガイドコンテンツ"を専用ツールに事前登録しておけば、専用端末を持つ観光客がスポットに近づくだけでアプリが自動的に音声ガイドが再生する仕組みとなっている。

このサービスに同社の「VoiceText」が採用されたことで、明瞭で滑らかなガイダンス音声が手軽に実現することとなった。また、日英中韓の四言語に対応する同ソフトを活用することで、海外からの観光客を視野に入れた他言語化も実現。幅広い観光客がストレスなく使用できる音声ガイドとして提供されていくこととなった。

「VoiceText」話者のラインナップ(一部)