10万円台の自作する3Dプリンタ「CellP 3Dプリンタ 組立キット」受注再開

ホビーロボット専門店「Robotma.com」は3日、一時停止していた「CellP 3Dプリンター組立キット」の受注を再開した。通常販売価格は14万7,000円だが、7月末までに注文された先着100セットに限り、特別価格11万8,000円で販売する。

「CellP 3Dプリンター」は、RepRapベースで3Dプリンターを作ってみようというコミュニティ「CellPproject」が公開している、オープンソースハードウェアの3Dプリンタ。6月12日より限定台数50台を掲げて受注を開始したが、わずか11日で限定数に到達してしまったため、受注を一時ストップしていた。

このたび受注を再開した「CellP 3Dプリンター組立キット」は、エクストルーダー用樹脂パーツやカット済みロッド、プーリー、ベルト、ベアリング、ボルト、ビス、ナット類、カット済みフレーム、0.4mmホットエンド、ステッピングモーター(4個)、制御基板 RAMPS 1.4、電源セット、ハーネス類テスト用PLAフィラメント(1.75mm)、USBケーブルといった、プリンターの組立に必要なパーツがセットになった商品だ。また、「CellP 3Dプリンターの本体サイズ」は幅400mm×奥行400mm×高さ418mm(電源ユニット、突起物除く)で、積層ピッチは最小0.1mm。プリント可能最大エリアは横200mm×奥行180mm×高さ180mmとなっている。

なお、Robotma.comでは、同店で購入した｢CellP 3Dプリンター組立キット｣を組立し調整した状態で発送する「CellP 組立調整サービス」も提供しており、価格は3万5,000円(6カ月間の利用方法サポート付)となっている。