エプソンは、1台でCD/DVDへのデータ書き込みからレーベル印刷まで、オンデマンドでディスク作成ができる「ディスク デュプリケーター」の新商品として、本体寿命を従来機種の5倍の15万枚とした『PP-100II』を7月1日より発売すると発表した。

『PP-100II』

「ディスク デュプリケーター」は、医用画像データやソフトウェア、電子マニュアル、教育用教材のディスク作成などで利用されている。

今回、各パーツの耐久性向上とメンテナンスボックスの採用により、本体寿命は15万枚と、従来機種(「PP-100」本体寿命3万枚)と比較し、5倍の長寿命を実現したほか、CD/DVDドライブが寿命になった際の「ドライブ」交換を、ユーザー自身で行うことを可能とし、ドライブ寿命の際の交換にかかるダウンタイムの低減を実現した。

さらに新商品は、従来のデータ書き込みに加え、最大50枚のディスクを一括でパソコンに読み込み、保存できる「まとめてリード(読み込み)機能」に対応。最大50枚のディスクデータを一括で読み込み、パソコンに保存できる。

「まとめてリード」イメージ図

なお、ブルーレイディスクの作成が必要になった場合は、オプションのブルーレイディスクドライブに交換することでブルーレイディスクの作成も可能となる。

価格はオープンだが、市場予測価格は48万円台後半。外形寸法はW377×D493×H348mmで、重量は約24kg。