八王子市学園都市文化ふれあい財団は、「特別展 大正ロマン昭和モダン展 竹久夢二・高畠華宵とその時代」を開催している。会期は3月24日まで(月曜休館)。開館時間は10:00~19:00(入館は18:30まで)。会場は八王子市夢美術館。入場料は一般500円、学生(小学生以上)および65歳以上が250円、未就学児は無料。

竹久夢二 港屋絵草紙店(港屋版)木版画

高畠華宵 花をいただいて(鈴蘭)原画 (c)弥生美術館

蕗谷虹児 お留守居『令女界』の表紙絵 原画

同展は、大正から昭和にかけて活躍した作家の作品を紹介するもの。竹久夢二や高畠華宵、蕗谷虹児、松本かつぢ、中原淳一といった作家たちが手がけた、挿絵、日本画、版画、装丁本などを展示する。この展覧会で展示されるのは作品点数は約200点にのぼるということだ。

なお、今回作品が展示されている竹久夢二や高畠華宵らは、現代で言うところのグラフィックデザイン・イラストレーションの分野を切り開いた作家たち。彼らが描く女性像は人気を博し「大正ロマン」、「昭和モダン」と呼ばれる当時の文化を象徴するものとなった。