東芝は1月23日、携帯電話、スマートフォン、タブレットなどのモバイル機器のカメラ向けとして、画素サイズが1.75μmで、200万画素の解像度に対応したCMOSイメージセンサ「T4K28」を1月末から販売を開始すると発表した。

同製品は、CMOSプロセスの採用により低消費電力動作を実現しているほか、原色フィルタにより、優れた色再現性を実現している。また、画像信号処理(ISP:Image Signal Processor)を内蔵している他、パラレルとシリアル(CSI-2)の画像入力インタフェースを持ったプラットフォームどちらにも接続可能で、モバイル機器のセット展開を容易にすることが可能となっている。出力画素領域は1600×1200、光学フォーマットは1/5インチ、出力画像アスペクト比は4:3。

販売は、チップ、ウェハ、CSP(Chip Size Package)と、要望に応じた形態での納入が可能で、すべて同社グループ内で製造を行う。

東芝の画素サイズが1.75μmで、200万画素に対応したCMOSイメージセンサ「T4K28」