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Google App Engineに関連するトピックを紹介する「Google App Engine Blog」において、eXoが開発した「Cloud IDE」が取り上げられている。紹介しているのはeXoのプロダクトマネージャであるMark Downey氏。Cloud IDEはJava、Python、PHP、Ruby、Javascript向けに開発されているオンラインの統合開発環境で、Cloud IDEで開発したアプリケーションをPaaSに直接デプロイできる機能を提供している。

Cloud IDEは、クラウドベースのアプリケーション構築およびデプロイを開発者に提供することを目的に2010年より開発が始まったオンラインの統合開発環境。GitHubからソースコードを簡単にインポート/ビルド/デバッグでき、PaaSにデプロイできるようになっている。このような仕組みを採用することで、OSSホスティングサービスとクラウドサービスとのスムーズな統合が行え、苦痛の少ない開発のワークフローが提供できるとしている。

App Engineに対応したCloud IDE - Google App Engine Blogより抜粋

Cloud IDEは現在、CloudBees、Cloud Foundry、Heroku、Red Hat OpenShiftなどのPaaSをサポートしているが、ブログで新たにGoogle App Engineと統合したことを報告している。開発者はApp Engine SDKおよび任意のデスクトップIDEをインストールしなくても、Cloud IDEを利用することでApp Engineのアプリケーションをビルド/デバッグ/デプロイできるとしており、セットアップ時間の短縮や開発をすべてCloud IDE上のサーバで完結できるといったメリットを挙げている。