Internet Protocol version 4

昨年4月に日本を含むAPNIC(Asia-Pacific Network Information Centre)のIPv4アドレスが枯渇したが、ヨーロッパや中東、中央アジアを担当するRIPE NCC(Réseaux IP Européens Network Coordination Centre)のIPv4アドレスも2012年7月中に枯渇するかもしれない。

IPv4のプール枯渇を予測しているIPv4 Address Reportが、RIPE NCCのIPv4アドレスが今月28日(7月6日現在)に枯渇することを予想している。APNICは各地域インターネットレジストリに先駆けてIPv4アドレスが枯渇したが、APNIC以外の国や地域では今後IPv4の枯渇問題に直面することになる。

IPv4 Address Reportでは、アメリカを含む北アメリカやカリブ海の一部の地域を担当しているARIN(American Registry for Internet Numbers)が来年の2月に、ラテンアメリカやカリブ海沿岸地域を担当しているARIN(Latin American and Caribbean Internet Address Registry)が2014年1月に、アフリカ地域を担当しているAFRINIC(African Network Information Centre)が2014年10月にIPv4アドレスが枯渇することも予測している。