Texas Instruments(TI)は、各種のオーディオ・アプリケーションにおいて、1チップで幅広い形式のヘッドセットをサポートする新型オーディオ・ヘッドセット検出・設定スイッチIC「TS3A225E」を発表した。

同製品は、すべてのメーカーの3ピン(マイクなし)および4ピン(マイク付き)の各オーディオ・ヘッドセットをサポートしているほか、4ピンのヘッドセットでマイクロフォンおよびグラウンドのピン構成を自動検出し、これらのピンを2×2のクロスポイント・スイッチ経由で正しく接続する機能を1チップに集積。これにより、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、オーディオ・ドックおよび家庭向けオーディオ・アプリケーションなどの最終製品において、ディスクリートのコンポーネントを使用する場合に発生する、リークおよびクリック&ポップなどの問題を解決することが可能。

また、ヘッドセット情報をI2Cインタフェース経由で伝送できるため、システムの動作時やデバッグ時により多くの経由で伝送が可能。さらに、競合製品比で66%低い100mΩのグラウンド・スイッチを実現しており、信号の歪みを防止することも可能となっている。

なお、同製品は16ピンQFNおよびWCSPパッケージですでに供給中であり、1,000個受注時の単価(参考価格)は0.32ドル。このほか、ヘッドセット形式の検出機能が不要で、2×2のクロスポイント・スイッチ機能だけが必要な場合には、より低コストの「TS3A26746E」もすでに供給中となっている。

Texas Instrumentsのオーディオ・ヘッドセット検出・設定スイッチIC「TS3A225E」