NECビッグローブは2月7日、伊藤忠紙パルプにクラウド型メールサービス「BIGLOBEクラウドメール」を納入したと発表した。

同サービスは、機能として「メールボックス」「メールウイルスチェック」、「迷惑メールチェック」、「メール保管・監査」、「メール自動暗号化」をトータルで提供することで、メールシステムの運用負荷を低減し、内部統制や情報漏洩防止対策を強化する。

クラウド型メールサービス「BIGLOBEクラウドメール」の利用イメージ

今回、伊藤忠紙パルプは同サービスを導入することで、「メールシステムの運用負荷が大幅に低減」「メール保管/監査機能、メール自動暗号化機能により、安全性の高い運用を実現」「Webメールによる社外業務の効率化」といったメリットが得られるという。

同サービスでは、セキュリティソフトの更新や高負荷対策といった運用管理にまつわる作業を提供するほか、管理画面の操作が容易なため、管理作業に要する負荷を低減する。各種機能に関する管理者からの問い合わせにも、BIGLOBEがワンストップで対応するため、内容に応じて複数の問い合わせ窓口に連絡する手間が不要となる。

メール保管・監査機能を利用すれば、指定したキーワードや添付ファイルの有無といった特定の条件で、メールを監査したうえで配送を制御することができ、すべての送受信メールを保管することで、問題発生時に調査ができるなど、内部統制の強化も実現した。

Webメールは、ドラッグ&ドロップによるフォルダ分けやファイル添付のほか、メールの自動振り分け、ソートなど、メールソフトのような感覚で利用できるため、外出先でも端末にデータを残すことなく、業務の向上を図れる。