五藤光学研究所は1月23日、前橋市児童文化センター(群馬県前橋市)のプラネタリウムに「クロノスII・ハイブリッド」を納入設置したと発表した。同システムは、同社の光学式プラネタリウム「クロノスII」と全天周デジタル映像システム(デジタルプラネタリウム)「バーチャリウムII」で構成されるハイブリッド・プラネタリウム。

ハイブリッド・プラネタリウム(HYBRID PLANETARIUM)は、光学式プラネタリウムと全天周デジタル映像システムを組み合わたもので、それぞれが常に同じ座標空間を投映できる仕組みとなっている。なお、「ハイブリッド・プラネタリウム」は五藤光学研究所の登録商標。

前橋市児童文化センターはこどもの心身の健全な発達をはかることを目的に開設された施設で、開館当時には、直径8mのドームに同社製「S-3」プラネタリウムが設置された。今回は、建物の老朽化にともなうセンターの移転にあわせ、プラネタリウムもハイブリッド・プラネタリウムとしてリニューアルされた。

今回導入された「クロノスII・ハイブリッド」では、光学式プラネタリウムとして、最先端の原板加工技術と高輝度LEDの採用によって従来よりも明るくシャープな星を実現した「クロノスII」を、全天周デジタル映像システムとして2台のHDプロジェクターと五藤光学製専用レンズで全天に継ぎ目無く映像を投映する「バーチャリウムII」を採用している。

またドーム自体も直径12m(水平型)となり、座席は同心円に100席が配置される。

五藤光学研究所は天文機器に関する総合メーカー。1959年には光学式プラネタリウムの開発に成功し、日本をはじめ世界各地に納入実績を持っている。