シスコは10月7日、次期Microsoft Windows Server、Winodws Server 8(コードネーム)の仮想環境の拡張性と運用制御の向上を目的として設計されたデータセンター仮想化ソリューションを、マイクロソフトと協力して提供すると発表した。

同ソリューションは、「Cisco Nexus 1000V」分散仮想スイッチおよび仮想マシン ファブリック エクステンダ(VM-FEX)をサポートするシスコ ユニファイド コンピューティングシステム(Cisco UCS)の機能をWindows Server Hyper-Vと一体化させ、既存IT管理プロセスを支援しながら、高度なネットワーク機能を仮想および物理ネットワークを超えて常時提供するもの。

シスコ サーバ アクセス及びバーチャライゼーション テクノロジーグループ担当バイスプレジデント、ジャッキー・ロス氏は、「シスコのユニファイド コンピューティング システムの持つ高い拡張性と高メモリ密度は、Winodws Server 8やHyper-Vの仮想化の多様な新機能を検討する企業にとって、理想的なシステムを実現する。合わせて、Winodws Server Hyper-VとCisco Nexus 1000VおよびVM-FEXが連携することで運用管理が簡素化され、高度な制御機能と整合性が提供され、企業のクラウド導入が加速されるであろう」と述べている。

Cisco Nexus 1000V および Hypwe-V向けVM-FEXソリューションは、Winodws Server 8の発売と同時に販売を開始する予定。