KDDIウェブコミュニケーションズは7月5日、ホスティングブランド「CPI」の共用レンタルサーバー「シェアードプラン」をリニューアルしたことを発表した。サービスメニューを刷新し、これまで5つ用意していたプラン構成を1プランのみに変更。従来の最小構成プランと同じ価格で、ディスク容量/マルチドメイン設定数/データベース設定数が無制限になっている。

CPIのWebサイト

CPIでは、以前から「Movable Type」、「WordPress」など、25種類のCMSを簡単に導入できるインストーラを提供しているが、ユーザーから「せっかくなのでいろいろ試したいが、ドメイン数の制限などで利用できない」という意見をもらうことが多かったという。今回の新プランは、そういったユーザーの要望に応えるかたちで開発。月額費用も3990円と安価に設定されている。

旧プランとの主な項目の比較は以下のとおり。SSHにも今夏対応予定となっている。

プラン名 ZZ1 旧プラン Z1
月額費用 3990円 3990円
ディスク容量 無制限 50GB
マルチドメイン設定数 無制限 6
OS FreeBSD 8 FreeBSD 6
メール メールアカウント数 無制限 200
メーリングリスト 無制限 3
FTPアカウント数 無制限 10
CGI Per 5.8.9 5.8.8
PHP 5.2.8/5.3.6 5.2.8
Ruby 1.8.7/1.9.1 1.8.4
Python 2.6.5/3.1.2 2.4.3
スクリプト実行ツール(cron設定可能数) 無制限 10
データベース設定数 MySQL 無制限(Ver. 5.0.90) 3(Ver. 5.0.45/4.0.27)
Google Apps for Business 無料(1アカウントのみ)
グローバルIPアドレス 1