三菱商事、三菱自動車工業、三菱電機は12月2日、新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の共同研究事業に参画し、東京工業大学の指導を受けながら、電気自動車(以下、EV)に搭載された蓄電池を有効活用するスマートグリッド関連システムの開発に着手すると発表した。

具体的には、三菱自動車の名古屋製作所に太陽光発電システム、EVおよびEVから回収されたリユース蓄電池を設置し、太陽光による名古屋製作所へ電力を供給するとともに、EVおよびリユース蓄電池に蓄えられた電力を必要に応じ充放電する。これにより、名古屋製作所におけるエネルギー収支の最適化に寄与するエネルギーマネジメントシステム開発、有効性の検証に取り組んでいく。

あわせて、EVの蓄電池を電力源としてするにあたり、EVとしての利用に支障がなく、かつ電力供給制御などに有効に活用できるよう、充放電可能量を適切に設定していく技術(EIS:Electric Vehicle Integration System)も開発を行い、今年度よりそのための装置・設備を順次開発・設置し、来年度下期以降に実証データを取得・検証していく予定。

三菱商事、三菱自動車工業、三菱電機のEVを用いたスマートグリッド関連の研究開発のシステムの概要

EISの最終成果のイメージ