Cypress Semiconductorは、同社タッチスクリーン「TrueTouch」とLINに対応するタッチセンシングコントローラ「CapSense」が自動車品質規格「AEC-Q100」に適合したことを発表した。

「TrueTouch」と「CapSense」のパッケージイメージ

自動車品質規格に適合したCapSenseデバイスは、機械式のボタンやスライダを超える耐久性を持つように改良されているほか、高い信頼性、耐ノイズ性、および耐水性を実現したことにより、自動車運用環境でも対応が可能となった。また、CapSense近接センシングは、最大25cmの検知範囲を実現しており、必要なときにだけインタフェースを起動状態にすることで省電力化を実現している。

さらにデュアルチャネルスキン機能を備え、複数I/Oのスキャン時間を短縮することが可能。これらのデバイスは、LIN2.0および2.1通信をサポートしており、Aグレード(-40℃~+85℃で動作)とEグレード(-40℃~+125℃で動作)の2タイプが提供される。

また、同社は併せてファウンドリの中国Grace Semiconductorが、AEC-Q100およびISO/TS 16949品質管理規格に準拠し、Cypressの無欠陥製造システムにしたがって車載グレードのCapSenseデバイス「CY8C2x345」を製造する認定を受けたことも発表した。

これにより、同社はGraceからウェハを供給してもらい、自社FabであるFab4で車載用デバイスを製造することが可能となる。

なお、AEC-Q100に適合したマルチタッチジェスチャ製品「CY8CTMG120」およびマルチタッチオールポイントコントローラ「CY8CTMA120」は、56ピンのQFNパッケージですでにサンプル出荷を開始している。また、新たに自動車品質規格に適合したCapSense製品であるLIN対応品「CY8C2x345」は、28ピンSSOPパッケージのAグレード品がすでにサンプル出荷中となっており、48ピンSSOPパッケージのものは2010年第3四半期に供給予定となっている。