日立情報システムズとマイクロソフトは、マイクロソフトの総合CRM(顧客情報管理)「Microsoft Dynamics CRM 4.0」をベースとしたCRMソリューション分野で協業すると発表した。

日立情報は、社内に30名の専任部隊を設置するとともに、現行業務の分析、潜在要件の定義から設計、構築、運用までを行う「DynamicsCRM導入支援サービス」を2009年2月より提供開始し、今後1年で20社への導入目指す。また、2009年3月までにDynamics CRMの認定資格であるMBMS(Microsoft Business ManagementSolutions)を30資格、取得する予定だという。

一方マイクロソフトは、Dynamics CRMおよび連携する各種サーバ製品を含めた包括的な技術支援を日立情報に行うとともに、イベントやセミナーなどを通じてCRMシステムの導入促進、定着化を支援する。

日立情報では、Dynamics CRMを社内に設置する「自社設置(オンプレミス)型」、オンデマンドで利用する月額単位契約での「サービス(SaaS)型」、「ハウジング(運用委託)型」を用意。そして、過去10年以上にわたるCRMシステムの導入・構築ノウハウを活かして、現行業務の分析、潜在要件の定義から設計、構築、運用、問い合わせ対応まで、トータルなサービスを提供する。