日本アイ・ビー・エムは2月12日、ディスク・ストレージの最上位機種「IBM System Storage DS8000 シリーズ」において、自己暗号化機能付きのHDD、SATAドライブ(容量1TB、ディスク回転数7,200回転/分)、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)の利用が可能になったことを発表した。
自己暗号化機能付きHDDを搭載した構成では、HDD内に記録されるデータをすべて暗号化できる。暗号化処理はHDDの暗号化エンジンで行われるため、上位の制御装置にはその負荷がかからず、ディスク装置全体の処理スピードを低下させることなく暗号化が可能。
SSDを搭載した構成はHDDよりもデータのアクセス時間が短いため、データベースのログや共通参照データなど、頻繁にアクセスするデータの格納に適している。また、HDDに比較して消費電力も大幅に低減される。
各ドライブ構成の最小構成価格と出荷開始予定日は以下のとおり(価格はいずれも税抜)。
モデル名 | 最小構成価格 | 出荷予定日 |
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自己暗号化ドライブ構成 | 9,662万7,000円 | 2009年3月6日 |
1TB 7,200回転/分 SATAドライブ構成 | 1億2,941万7,0000円 | 2009年3月6日 |
ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)構成 | 6億4,941万5,000円 | 2009年4月24日 |