【特集】

「Haswell-E」徹底検証!! - Core i7-5960Xで試す新世代8コアの実力

4 ベンチマーク結果「RightMark Multi-Thread Memory Test 1.1」

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RightMark Multi-Thread Memory Test 1.1(グラフ25~26)

cpu.rightmark.org
http://cpu.rightmark.org/

今回Core i7-5960Xのコアに関しては既存のHaswellそのままということなので、RMMAは見送るが、こちらだけは実施してみた。まずグラフ25がReadである。先にも書いたがCore i7-4960Xの効率が妙に良いため、Core i7-5960Xとの帯域差があまり見られない。

特にThread数が少ないケースでは、コアの動作周波数の差がそのまま帯域に反映されている形で、Core i7-4960Xのほうが上回る。ただ、4Threadを超えたあたりから、今度は絶対的な帯域が利いてくる感じだ。

もっともCore i7-4960Xは45GB/secあたりがピーク帯域で、これがそのまま維持されるのに対し、Core i7-5960Xは緩やかに上昇するというちょっと不思議な傾向で、もっとThread数が多ければまだ性能は上がるかもしれないし、逆にピークに持ってゆくのが難しいという言い方もできよう。

グラフ26がWriteで、Core i7-4770Kが2Thread以降で急激に悪化するのはHaswellのレビューでも確認したことなので不思議は無い。

Core i7-5960Xは? というと、1 ThreadではほぼCore i7-4770Kと同等で、これは同じコアだから当然である。そこから緩やかに性能が上がり、24GB/secあたりでピークに達する。Writeの性能はざっくり言ってReadの半分というのが相場だから、これはグラフ25の結果にうまくマッチしているといえる。またCore i7-4960Xとの性能差も明確にあり、ここではちゃんと帯域差が確認できる。

ということで、先のSandraとこのRMMAの結果を併せて考えると、どうもこの環境ではReadのピーク性能を得るのは結構難しいようだ。この「ReadのPeakが出しにくい」という特性が、DDR4そのものに起因する問題なのか、Core i7-5960Xのメモリコントローラの特性なのか、あるいはチューニングの問題なのかは現時点で断言はできない。

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インデックス

目次
(1) DDR4対応の8コア製品
(2) 今回の評価キットとベンチマーク環境を紹介
(3) ベンチマーク:Sandra 2014 SP3 Engineer Edition
(4) ベンチマーク結果「RightMark Multi-Thread Memory Test 1.1」
(5) ベンチマーク結果「PCMark 8 v2.0.228」
(6) ベンチマーク結果「LINPACK Benchmark package Version 11.1.3.005」
(7) ベンチマーク結果「CineBench R15」
(8) ベンチマーク結果「POV-RAY v3.7.0」
(9) ベンチマーク結果「3DMark v1.3.708」
(10) ベンチマーク結果「F1 2013」
(11) ベンチマーク結果「Hitman Absolution」
(12) ベンチマーク結果「Metro: Last Light」
(13) ベンチマーク結果「Star Swarm Stress Test」
(14) ベンチマーク結果「Thief」
(15) ベンチマーク結果「DivX 10.2 HEVC」
(16) ベンチマーク結果「TMPGEnc Video Mastering Works 5 V5.5.1.106」
(17) ベンチマーク結果「消費電力測定」
(18) まとめと考察

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