宮崎の郷土料理である冷汁。アジなどの干物のほぐし身にキュウリや豆腐、冷たいだし汁を合わせ、ごはんいかけていただく料理だ。キュウリやひんやりだし汁で夏においしいメニューでもある。今回は、冷汁レシピをもっと簡単にアレンジ。これなら朝食やお昼ごはんにパパッとつくれる!
著者プロフィール
マイティ
節約料理研究家・日本ソムリエ協会認定ソムリエ
東京都在住。都内の人気料理店で店長を務めたのちに結婚。2004年に趣味の節約を生かして、節約料理のブログを開設。「節約は明るく楽しみながら」をモットーに、愛する家族のため、節約しつつも安くてリッチな献立作りに励む。料理以外にも公共料金の節約術、ハンドメイドなどを公開したブログ『1ヶ月2万円の節約レシピ』が人気を集めている。節約をテーマとした雑誌やテレビ出演も多数。
※iPadiPhoneWireの「あなたのiPhone見せてください!」にも登場!
「ツナの冷汁洋風仕立て」材料代(2人分)115円
ツナ缶で作る冷汁は、干物のように身をほぐさなくて済むのでお手軽。また、だし汁の代わりにコンソメを使っているのでさらに時短で仕上がる。キュウリやコーン、トマトで色鮮やかに。
材料(2人分)
キュウリ 1本 / プチトマト 4個 / 冷やごはん 2膳分 / ツナ(缶詰) 30g 冷凍コーン 大さじ2 / 塩 適量 / コンソメスープの素(顆粒) 小さじ2
つくり方
輪切りにしたキュウリに塩をふりかけて10分置き、水気を絞る。プチトマトは4つ割りにする。
コンソメスープの素は大さじ2の湯で溶き、氷水を300ml加えて冷やす。
茶碗に冷ごはんを盛り付けて1とツナをのせ、冷凍コーンを凍ったまま散らす。最後に2をかけたら完成。
「キュウリのシャキシャキ感と凍ったままのコーンが食感のアクセントになっていて、トマトがさっぱり感を出しています。途中で塩とブラックペッパーをかけると、味に変化が付いて最後までおいしくいただけますよ」(マイティさん)。
注1 食材代は東京都内にあるスーパーの底値を基準に計算しています。
注2 米や基本的な調味料は材料代に入れていません。