私はいくつかのブログに投稿するのが仕事の一部です。ですからそれらのブログの「ダッシュボード」などは、ブックマークの対象です。

仕事に取りかかる時間になると、それらのブックマークからログインし、ダッシュボードなどを開いて、記事を投稿するわけです。このようなことは、多くの人にとっておなじみのものでしょう。

けれど、この頻繁に活用するURLに、ぜひ追加して欲しい機能がありました。それは、そこにタスクリストを用意できるようにすること。ダッシュボードを開いたら、そこで使うネタや、そこでやりたいタスクを、一覧して示して欲しいのです。

ログインした直後に、一種のタスクリストが用意されているサイトは、すでにいくつかあります。代表的なのが、Amazon。Amazonでは、欲しい本をとりあえずカートに入れておいたり、ウィッシュリストに入れておくことができます。

Amazonのウィッシュリスト

これはいうまでもなく、ログインを必要とするようなサイトでは、「そこで何かをする」ことが多いからです。そのようなサイトにおいて、URLという情報は、必要最小限の情報でしかありません。つまり、ショッピングサイトや、ブログサービスなどには、Amazonのウィッシュリストのようなサービスがあると便利なのですが、そうしたサイトはあまり見あたらないのが現状です。

ライフハック スティッキーズを使う

ここで、スティッキーズという無料ソフトを紹介します。これはいわゆる「付箋管理ソフト」なのですが、非常に面白い機能を備えています。

それは、「アタッチ」という機能です。これを使うことで、特定のサイトを開いたとき、そこに貼り付けた付箋も一緒に現れるようにできるのです。

たとえば楽天のサイトを開いたときに、そこに「買いものメモ」を貼り付けておくことが考えられます。すると、楽天に訪れる度に、自分が何を欲しがっていたかを知ることができるというわけです。

スティッキーズ

これはデジタルならではの機能です。まるで本屋さんに行ったら、自分が読みたいと思っていたメモを、そこで手渡されるような感覚です。この方法を使えるようになって以来、欲しいものや買うべきもの、ブログで書くべきネタなどをまったく覚えておかなくて良いので、非常に作業がスムーズになりました。

まとめ

今後、こうしたサービスは徐々に充実してくると思います。つまり、あるサイトに行くことだけを「ToDoリスト」に書き込んでおけば、そこに行った先ですべき、より細かいタスクは、そのサイトで教えてくれるようになると思うのです。

このように、「情報」というものが、情報利用者に便利なようにカスタマイズされることこそが、デジタル情報の「世界」を歩くことのメリットだと思うのです。