「Googleサイト」とは?

Googleサイト』は、HTMLなどの知識がなくても簡単にWebサイトを構築できるホームページ編集アプリケーションである(図1)。複数のユーザーが共同でサイトを構築し、情報を共有することが可能だ。『Google Apps』では、Googleサイト用に1ドメイン当たり10GBの保存容量が提供されていて、「Premier Edition」では、さらに1ユーザー当たり500MBの保存容量が追加される。また、作成するページ数に制限はない。

図1 今回取り上げるのは、簡単にサイトを構築できる「Googleサイト」

Googleサイトは、テキストや画像を載せるだけではなく、GoogleカレンダーやGoogle Docsの文書やスプレッドシート、YouTubeの動画といったGoogleのサービスのコンテンツを配置してサイトを構築できる。構築したサイトは、自社のユーザーだけが閲覧できるようにしたり、特定のユーザーだけに編集権限を与えることもできる。今回は、Googleサイトを使ってWebサイトを構築する方法を見ていこう。

Googleサイトを新規作成

それでは、新しいGoogleサイトを作成しよう。Google Appsのコントロールパネルにおいて、「サイト」のリンクをクリックする(図2)。Googleサイトのトップページが表示されるので、<サイトを作成>ボタンをクリックしよう(図3)。次に表示されるページで、サイト名やサイトのURLを入力する(図4)。

図2 Goole Appsのコントロールパネルで「サイト」をクリックしよう

図3 <サイトを作成>ボタンをクリックする

図4 サイト名やサイトのURLを入力していく

また、「アクセス権限」においては、サイトの編集・閲覧の権限を設定できる(図5)。「さらにすべてのネットユーザーにこのサイトの表示を許可する(公開する)」にチェックを入れれば、自社ドメインのメールアドレスを持つユーザー以外でもサイトの閲覧が可能になる。権限やテーマを選択したら、<サイトを作成>ボタンをクリックしよう(図6)。すると、図7のようなGoogleサイトが作成される。

図5 アクセス権限の設定を行う。一番下にチェックを入れると公開サイトになる

図6 <サイトを作成>ボタンをクリックして、サイトを作成しよう

図7 このようなWebサイトが表示される

コンテンツをページに配置

まずは、現在表示されている「ホーム」ページを編集してみよう。ページの右上にある<ページを編集>ボタンをクリックする(図8)。編集用のメニューバーやツールバーが表示され、Googleドキュメントを編集する要領でWebページの編集を行うことが可能だ(図9)。

図8 <ページを編集>ボタンをクリック

図9 Googleドキュメントと同じ要領でテキストを装飾する

Googleサイトでは、テキストを入力して表示する以外にも、GoogleカレンダーやGoogle Docsの文書といったコンテンツを配置して情報を共有できる。<挿入>メニューをクリックして、メニューからコンテンツを選択する(図10)。

図10 <挿入>メニューから様々なコンテンツを配置できる

ここで、「Googleカレンダー」を選択すると、図11のようなダイアログが表示されるので、カレンダーのURLを入力して、<保存>ボタンをクリックする。続いて、編集画面のページ右上にある<保存>ボタンをクリックして、ページの編集を完了しよう(図12)。すると、「ホーム」にカレンダーが表示される(図13)。

図11 カレンダーを挿入する場合は、URLを入力して<保存>ボタンをクリック

図12 編集画面に戻って、右上にある<保存>ボタンをクリック

図13 Googleカレンダーをページに配置することができた

新しいページを作成

Googleサイトでページを追加するときは、右上にある<新しいページを作成>ボタンをクリックしよう(図14)。すると、図15のようなページが表示される。追加するページは、一番上に表示されている6種類から選択する。「ウェブページ」は「ホーム」と同様のテキストベースのページであり、「ダッシュボード」はGoogle Docsやその他のコンテンツを配置するためのページになっている(図16)。

図14 ページを追加する時は<新しいページを作成>ボタンをクリック

図15 6つのテンプレートからページの種類を選択する

図16 「ダッシュボード」は、コンテンツを配置するためのページ

また、「お知らせ」は編集権限のあるユーザがテキストを投稿できるページ(図17)、「ファイルキャビネット」はファイルをアップロードして共有するページだ(図18)。さらに、ToDo管理などを行う「リスト」(図19)、一般ユーザ向けには「iGoogle」と呼ばれる「スタートページ」が選択できる。

図17 「お知らせ」では、編集権限のあるユーザがテキストを投稿できる

図18 「ファイルキャビネット」はファイルをアップロードして共有するページになる

図19 「リスト」はToDo管理などを行うリストを作成する

ページの種類を選択したら、ページのタイトルを入力し、必要に応じてURLを変更する(図20)。最後に、<ページを作成>ボタンをクリックして、新しいページを作成する。

図20 ページタイトルやURL、階層を選択して<ページを作成>ボタンをクリック

目次が簡単に生成できる

Googleサイトでは、見出しを付けたテキストを作成して、その見出しをもとに目次を自動的に生成することが可能である。ページを編集する際に、見出しとなる箇所にカーソルを合わせ、<書式>メニューから見出しに設定する(図21)。その後、目次を挿入したい箇所にカーソルを合わせて、<挿入>メニューから<目次>を選択しよう(図22)。

図21 <書式>メニューでテキストを見出しに設定する

図22 <挿入>メニューから<目次>を選択して、目次を挿入する

次に表示されるダイアログで目次のサイズを設定し、<保存>ボタンをクリックする(図23)。編集画面のページで<保存>ボタンをクリックして編集を完了すれば、図24のように目次が表示される。また、見出しを修正した際には、その修正は自動的に目次に反映される。

図23 サイズを設定して、<保存>ボタンをクリック

図24 簡単に目次を生成することが可能だ

Googleサイトを管理する

Googleサイトのページで、<その他の操作>ボタンをクリックして、メニューから<サイトの管理>を選択しよう(図25)。すると、Googleサイトの管理画面になる。この画面では、サイトの共有や外観の設定を行う(図26)。なお、この画面はサイトのオーナーだけが開くことができ、共同編集者では開くことができない。

図25 <その他の操作>ボタンをクリックして、<サイトを管理>を選択する

図26 共有や外観の設定ができる。この画面を開けるのはオーナーのみ

著者プロフィール・小山文彦

株式会社ゴーガ代表取締役。ウェブ技術とデータ分析を切り口に、多様な企業向けサービスを展開。クラウドとガジェットを生かしたGoogle Appsの潜在的な可能性に注目し、SaaSプラットフォームの最右翼と期待する。Google Apps Authorized Resellerとして、啓蒙活動と関連ソフトウェア開発に力を入れている。