クルマの祭典「ジャパンモビリティショー2025」(Japan Mobility Show 2025)の開幕まで約100日。今回はどんな内容になるのか、日本自動車工業会が企画概要や参加企業などを発表した。
参加企業は?
「ジャパンモビリティショー2025」の会期は2025年10月30日~11月9日。会場は東京ビッグサイトだ。チケットは当日券が3,000円で高校生以下は無料。乗用車、商用車、二輪車、車体、部品・機械器具、モビリティ関連の6つのカテゴリーから136の出展者が参加を予定している。自工会としては前回同様の来場者100万人以上を目指す方針だ。
日本の自動車・バイクメーカーは軒並み参加を表明済みだが、注目は海外ブランドだ。前回が4ブランドだったのに対し、今回は7ブランドが参加申し込みを済ませている。具体的にはドイツからメルセデス・ベンツ、BMW、MINI、韓国からヒョンデ、KIA、中国からBYD、ASFが参加を予定。この中でKIAは日本に進出していないが、どんな展示内容となるのか興味が尽きない。
内容は?
今回のショーのコンセプトは「ワクワクする未来を、探しに行こう!」だ。会場では「モビリティの未来の姿」(#FUTURE)、「モビリティそのもの」(#CULTURE)、「モビリティのビジネス」(#CREATION)の3つをテーマに「ワクワクする体験を提供」するという。各テーマの概要は以下の通り。
モビリティの未来の姿にワクワク(#FUTURE)
前回のショー(2023年)で好評だった「Tokyo Future Tour」の第2弾を実施。今回は「Tokyo Future Tour 2035」と銘打ち、近すぎず遠すぎない10年後の近未来の技術やそれによってもたらされる生活の変化が体感できるプログラムを用意するという。同プログラムにはさまざまな産業から100以上の企業・団体が参加し、2035年の未来の東京を出現させる。
モビリティそのものにワクワク(#CULTURE)
クルマ・バイクを中心に、さまざまなモビリティとそれらが持つストーリーに焦点を当てたプログラム。「モビリティ好きの方が本気で楽しんでいただける」内容にするとのことだ。レーシングカーやヒストリックカー、スーパーカーなどが登場するらしい。
モビリティのビジネスにワクワク(#CREATION)
モビリティ産業の拡張を目指し、スタートアップ企業と事業会社のビジネス共創による新しいワクワクを生み出す場として、ブース出展とピッチコンテスト&アワードを実施する。