フリーアナウンサーの加藤綾子が、フジテレビ系『平昌五輪五輪中継』の現地キャスターを務めることが決定。12日、東京・台場の同局で行われた記者会見で、ケガをしたフィギュアスケートの羽生結弦選手にエールを送った。
羽生選手は9日、NHK杯の練習中に転倒。右足関節外側靱帯(じんたい)損傷というケガを負った。
カナダ・トロントにある羽生選手の練習拠点へ2回取材した経験がある加藤は「この間のケガはびっくりしたんですけど、羽生選手ならやってくれるということを信じて、応援したいと思います」と話した。
フジ系中継のキャスターには、元フィギュアスケート選手の高橋大輔氏、柔道家の野村忠宏も就任。羽生選手の先輩である高橋氏は「映像で見て、だいぶ痛いコケ方をしたなと思って、それが重くなければいいなと思うんですけど、オリンピックまでまだ時間がありますし、彼の実績からしてオリンピックに行けるのは確実だと思うので、焦らずゆっくり治してほしい。ああいう失敗って恐怖心を残すので、それがなくなるまできっちり休養して、そこからスタートして頑張ってもらえたら」とアドバイスを送った。
66年ぶりの五輪連覇を目指す羽生選手だが、五輪3連覇経験者である野村氏は「激しい転倒だったけど、今までの羽生選手のチャレンジを見てきたら、氷上に上がった時の顔は勝負師なんですよね。今まで積み上げてきた自力もありますから、しっかりケガを治して、そこをクリアできれば間違いなく金メダル獲れると思うし、そこを願ってます」とコメントした。
同局系スポーツ番組『スポーツLIFE HERO'S』(毎週土曜24:35~、毎週日曜23:15~ ※加藤は日曜出演)でキャスターを担当して1年半になる加藤だが、オリンピックの現地取材は今回が初めてで、「念願だったので、気持ちがすでに盛り上がってきてます」と興奮気味。
また、同局系の平昌五輪中継テーマ曲に、GReeeeNの「ハロー カゲロウ」が起用されることも発表され、加藤は「GReeeeNさんならではの、一歩踏み出す勇気、前に向かう勇気を後押ししてくれる曲だなと思いました」と印象を語った。