フジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語'17秋の特別編』が14日(21:00~)に放送されるのを記念して、9日~13日の深夜に志尊淳主演の帯ドラマが5夜連続で放送されることが3日、明らかになった。

宇宙人役を演じる志尊淳=フジテレビ提供

このドラマは『世にも奇妙な物語'17深夜の特別編』と題し、9・10日(24:25~24:35)、11日(24:35~24:45)、12日(24:40~24:50)、13日(25:25~25:35)に放送。テーマは「忖度」で、『世にも』シリーズ初出演・初主演となる志尊が演じる作品のタイトルも「SON-TAKU」だ。

志尊が演じるのは、飲料メーカーの若手社員・富田圭介。富田の正体は、地球に潜入した宇宙人トミー・R2Xで、地球人独自の驚くべきコミュニケーション手段"忖度"を調査する。そんな中、"忖度"だらけの会議で奮闘する先輩の女子社員・未希に芽生えたある感情にふと気付く。

『世にも』初出演・初主演について、志尊は「こんな機会はなかなかないですし、うれしい気持ちでいっぱいですね」と感激。今作を演じて、『忖度』について「抽象的に知っている言葉の1つだったのですが、それが具体的に分かり、決して遠い世界の言葉じゃないと分かりました」と理解したそうだ。

その上で、「社会に出るということは"忖度"をすることだと僕は思います。"忖度"を悪いことだとは、僕はまったく思わないんです」と持論を展開。「僕が宇宙人を演じた初めての作品なのでそこを見てほしいし、全体のストーリー展開がすごく面白いので、多くの方に見ていただけたらなと思います」と呼びかけている。

編成企画のフジテレビ・加藤達也氏は「今年を象徴するキーワード"忖度"を、『世にも奇妙な物語』でいち早くドラマ化しなければと思い、企画しました」と話し、「一見ハチャメチャに見える主人公たちですが、そんな姿も、現代社会で働かれている方にとってはあるあるネタであり、思いっきり共感できる作品!?になっていると思います!」と話した。

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