Infineon Technologiesは9月26日、マクニカ テクスター カンパニーとの間に、IoTへのセキュリティ導入を促進するISPN(Infineon Security Partner Network:インフィニオン セキュリティ パートナーネットワーク)のパートナー契約を締結したことを発表した。

ISPNは、専門知識を持つIoTセキュリティの事業者と連携し、Infineonの実績ある半導体ベースのセキュリティを基に、インターネット接続される機器やシステムのメーカーに対する提案を容易化するもの。設計相談からシステム統合、サービス管理に至るまでのバリューチェーンをカバーしており、スマートホームや産業用制御など、広い用途に向けたソリューションが提供されているという。

今回の提携により、テクスター カンパニーはシステムレベルのターンキーのセキュアソリューションをライセンスベースで提供できるようになり、Infineonのチップを中心とした先端のセキュアソリューションをカスタマに提供するパートナーとして、「IoTのセキュリティライフサイクル管理」といったことをトータルでカスタマに提案することが可能になるという。

なおInfineonでは、ISPNパートナーは、目的とされる能力に応じて選ばれたセキュリティの専門家であり、ユースケースだけでなく、リファレンスデザインを通じてノウハウや能力の向上に貢献し、さまざまな分野のアプリケーションにおいて、セキュリティで保護された機器やシステムのためのソリューションを提供すると説明している。