ファーウェイとマイクロソフトは9月5日(現地時間)、同日から9月7日まで中国・上海で開催していた「HUAWEI CONNECT 2017」において、マイクロソフトのアプリケーションをファーウェイのクラウドサービス上でリリースする戦略提携について覚書に署名した。両社はパブリッククラウドに関する協力関係を深め、企業に理想的なクラウドサービス体験を提供し、デジタル変革の実現を支援していくという。

署名式の模様

両社はこれまでにも、クラウドコンピューティング分野で連携しており、ファーウェイクラウド上でWindows ServerおよびRDS for SQL Serverを提供している。

今回の新たな戦略提携において、両社はエンタープライズグレードのマイクロソフト製品を多く市場で展開していく方針だ。

両社の共同イノベーションにより、企業はホスティングをはじめ、信頼できる各種企業のアプリケーションをサービスとして利用可能になるとしている。世界市場の好調な先行きを見込み、両社は共同で市場を拡大し、計画的にマーケティング活動を進めていくことを予定している。