DNP、3DCGで作成した立体的な映像を被写体にしたエンボスホログラムを開発

大日本印刷(DNP)は、3DCGで作成した立体的な映像を被写体にしたエンボスホログラムを開発したことを発表した。

セキュリティ性と意匠性に優れたホログラム

クレジットカードや身分証の偽造やブランド品の模倣を防止する対策が必要となっている。今回、DNPが新たに開発したエンボスホログラムは、動植物や建造物などの3DCGデータをもとに、より立体的でリアルな表現ができるのが特徴。

独自の電子線描画によるホログラムの作製技術と3DCGのデータ作成技術により、表現する色の再現性を高め、より立体的で繊細な質感表現が可能となり、ニーズに合わせた魅力的なデザインに仕上げられるうえ、3DCGデータを使った高い表現力で偽造や模倣を困難にする。さらに、微小なマイクロ文字やLEDの光で真贋判定ができる機能などを組み合わせることで、さらにセキュリティレベルを向上させることができるという。

また、ブランド品や紙幣、パスポート等に付けるホログラムにおいては、ブランド価値やイメージ向上につながるデザイン性が求められるが、新開発されたエンボスホログラムは、高い表現力による偽造・模倣防止の機能に加え、商品価値を高める魅力的な意匠表現に効果を発揮し、より高いデザイン性を付与できるという。

高精細なCG表現による自然な立体感と質感、および鮮やかな色彩を表現

同社は今後、ブランド保護が求められる高級商品、紙幣・商品券・ギフト券などの金券のほか、パスポートや国民IDカード、運転免許証など、高度なセキュリティが必要な製品などに新しいエンボスホログラムを展開し、今後3年間で約10億円の売上を見込んでいるということだ。



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