お笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰主演で昨年12月に放送されたTBS月曜名作劇場『はぐれ署長の殺人急行』の第2弾が、26日(20:00~21:50)に放送されることが決定。今回、恵が演じる主人公・北斗鉄太郎の相棒役として俳優の勝村政信が出演し、『サラリーマン金太郎4』以来、13年ぶりの共演を果たす。

13年ぶりの共演となった恵俊彰(右)と勝村政信(左)

今作がドラマ初主演となった恵が演じた北斗鉄太郎は、警察庁所属の警視長階級のスーパーエリートだったが、ある理由から左遷され地方の警察署の署長を転々とすることに。だが、本人は鉄道オタクで、地方の警察署に行かされることよりもその土地の鉄道に乗ることができる方がうれしいという変わり種のキャラクターだ。鉄太郎は現場に出る刑事に憧れており、署長らしからぬ行動力と洞察力、そして趣味を活かした鉄道の知識で殺人事件を紐解いていく。人のよさそうな笑みでズバズバと事件を解決していく姿が視聴者の高評価を得て、早い時期の第2弾登場となった。

そして今回、恵が演じる鉄太郎の相棒・大和公三役として勝村政信が出演。大和は今回鉄太郎が署長を務める秩父東署の刑事で、ことあるごとに上司に盾突き捜査方針に異を唱える一匹狼という役どころだ。恵と勝村は同局系『サラリーマン金太郎』(1999~2004)で共演して以来親しくしており、「いつかまた一緒に仕事がしたい」とことあるごとに話していたという。そして、念願かなって13年ぶりの共演が決まるとすぐに連絡を取り合い、撮影現場ではハグからスタート。撮影の合間も一緒にお弁当を食べたりしているそうだ。

今回の鉄太郎(恵)は埼玉県の秩父東署に赴任。管内で起こった殺人と子どもの失踪、ふたつの事件の捜査に奔走する。一方、秩父東署の刑事・大和(勝村)はある理由から失踪した子どもを必死で探す。その過程で、2人はお互いを理解しあい、「相棒」として事件の真相に迫っていく。また、秩父鉄道には"波久礼(はぐれ)駅"という名前の駅があり、"はぐれ署長"を演じる恵もこの偶然にはびっくり。秩父鉄道のダイヤを使った時刻表トリックも登場する。

恵は「前回の放送後、家族やパパ友、子どもたちの学校の友達、そのご両親たちからの反応がとてもあって"人生の記念的な出来事"だなと思いました。第2弾が決まったのはありがたいですね」とコメント。そして、「勝村さんとの共演は本当にうれしいです。『会おう』といいながら時間が合わなくて最近はなかなか会えなかったのですが、今回共演できると聞いてこんなにうれしいことはないですね」と勝村との共演を喜び、「今回は勝村さんとメイク室でのハグから始まりました。撮影の合間に時間ができて一緒に秩父の道の駅に行ったりもしました。またこういう時間が勝村さんと持てて、感謝してます」と話している。

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