VSNは6月1日、「エンジニアに関する実態調査」の結果を発表した。調査は5月24日~26日、仕事でエンジニアのマネジメントを行ったことがある20~50代のビジネスパーソンを対象にインターネットで行われ、698名の有効回答を得た。
エンジニアの人材不足について実情を聞くと、73.2%が「不足している」(「とても不足している」30.5%+「やや不足している」42.7%)と回答。また、優秀なエンジニアの人材を確保することについて、「重要である」(「非常に重要である」44.4%+「重要である」40.6%)と回答した人の割合は、実に85.0%にのぼった。
続いて、技術力以外で「エンジニアに最も求めるスキル」を聞くと、「コミュニケーションスキル」がトップに。以降、「提案力」「コンサルティングスキル」と続いた。
職場に在籍しているエンジニアの雇用形態を聞いたところ、圧倒的に「正社員」(86.4%)が多いことが判明。以降、「派遣社員」(21.3%)、「アルバイト」(8.2%)、「インターン」(7.4%)と続いた。
一方、今後増えると予測される雇用形態では、「正社員」(59.6%)に次いで「派遣社員」(41.0%)も高い割合を示す結果に。「アルバイト」は14.4%、「インターン」は11.4%だった。
また、「女性エンジニア」の在籍率を調べたところ、69.1%となった。同様に、「時短勤務のエンジニア」は50.9%、「外国籍のエンジニア」は49.4%という結果に。エンジニアの仕事に性別や国籍は「関係ない」という人は、8割(80.2%)を超えた。