台風の影響で通勤電車のダイヤが大幅に乱れていることが分かった。遅れないように早く家をでるべきか、あきらめていつもどおりの時間に家をでるか……。こんなとき、あなたならどう行動するだろうか。マイナビニュース会員504名に聞いてみた。
Q.悪天候で通勤電車のダイヤが大幅に乱れていた場合、どのような行動をとりますか?
電車が遅れることを見越して早めの時間に出る 76.2%
とりあえずいつもどおりの時間に家をでる 18.7%
どのみち遅刻するなら、あえて遅い時間にでる 5.2%
Q.その理由を教えてください
電車が遅れることを見越して早めの時間に出る
・「遅刻することが許されない仕事なので」(38歳女性/教育/公共サービス関連)
・「予測ができる場合は、それに合わせて行動することが社会人としての行いと考えるため」(36歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「遅刻を非難されたくないし、仕事の負担が増えたと言われたくない」(50歳男性/銀行/専門職関連)
・「早めに家を出て上司に連絡をしておけば、万が一遅刻しても理解が得られやすい」(30歳女性/警察・消防・自衛隊/公共サービス関連)
・「結果はどうであるにせよ、最善を尽くすのが社会人の務めであると考える」(40歳男性/専門店/販売・サービス関連)
・「そう上の人や先輩達に教えられたからです。こういうのは日本人らしいことだと思いますので不変でありたい考え方です。合理的な社会になってもこういう教え方は引き継がれて欲しいものです」(48歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/営業関連)
・「お金をもらうことは責任を持つこと。出来る限りのリスク回避は当然だと思う」(40歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)
とりあえずいつもどおりの時間に家をでる
・「いつものペースは崩さないようにしたいので」(30歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「遅延証明もらえばなんとかなる気がするから。一応会社には電話は入れておきますが」(31歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「大丈夫だろうというプラス思考で」(41歳男性/サービス/専門サービス関連)
・「遅延しているのを知らなかったふりをして、遅刻しそうな時間になれば会社に連絡する」(23歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「これは仕方ないと思うので、ジタバタせずに通常通りの行動が基本と考えます。ただし打ち合わせなどの場合は早めに行くなりします」(49歳男性/設計/建築・土木関連技術職)
・「とりあえず駅まで行って、状況を把握して会社に連絡する」(33歳男性/ガラス・化学・石油/事務・企画・経営関連)
どのみち遅刻するなら、あえて遅い時間にでる
・「急ぐのは事故になるから、あきらめが肝心」(49歳男性/システムインテグレータ/IT関連技術職)
・「カフェでゆっくりしたい」(25歳女性/生命保険・損害保険/事務・企画・経営関連)
・「疲れがなく効率的に仕事が出来る」(56歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
・「そこまでして働く意味はない」(46歳男性/非鉄金属/その他技術職)
・「駅に入れず並んでいても遅く出ても着く時間は同じなので」(35歳男性/インターネット関連/クリエイティブ関連)
・「着ける時間に着けばよい、遅刻扱いにならない就業規則だから」(65歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
総評
アンケートでは「電車が遅れることを見越して早めの時間に出る」を選んだ人が圧倒的に多く7割を超える結果になった。早めに行動することが「社会人として常識」であり、最低限のマナーであるとのことだ。中には「遅刻はありえない」「どんな場合でも時間厳守する」といった強い決意もある。さらに「こうしたアクシデントにきちんと対応できてこそ社会人だ」といった意見も寄せられた。
2番目に多かったのは「とりあえずいつもどおりの時間に家をでる」(18.7%)だった。「生活リズムを崩したくない」という声が多く、普段どおりに家を出ないと不安だという人も。「子どもを保育園に送らなければならない」といった家族の都合により、時間を変えられない人もいるようだった。
そして3位は「どのみち遅刻するなら、あえて遅い時間にでる」(5.2%)で、「仕方ない」「無駄な抵抗はしない」といった意見が。電車の遅延は不可抗力のため「あきらめるしかない」という考えのようだ。
社会人として時間を厳守するのは大切なことだが、時としてやむを得ないことも。その時の状況に応じて、どう行動するのがベストかよく考えたいものである。
調査時期:2017年5月8日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 会社員504名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません