パナソニックは4月25日、全自動DIGAの新モデルとして、Ultra HD Blu-ray対応の「DMR-UBX7030」「DMR-UBX4030」と、非対応の「DMR-BRX2030」を発表した。発売は5月19日。

上からUBX7030、UBX4030、BRX7030

推定市場価格は以下の通り。

  • UBX7030 (7TB HDD、最大10ch自動録画): 230,000円前後
  • UBX4030 (4TB HDD、最大6ch自動録画): 160,000円前後
  • BRX2030 (2TB HDD、最大6ch自動録画): 90,000円前後

全自動DIGAは、複数チャンネルの全番組を自動録画するレコーダー。UBX7030は最大10ch×28日分、UBX4030は最大6ch×28日分、BRX2030は最大6ch×16日分の全番組を録画できる。また、新たに「ドラマおとりおき」機能を採用。全番組録画に加えて、ゴールデンタイム(19時~22時59分に放送開始するもの)のドラマを最大90日分とりおけるようになった。番組表も改善しており、従来は前後7日分ずつしか表示できなかったのが、過去30日分までさかのぼれる。

DIGAで録った番組をスマホで視聴する番組持ち出し機能では、低画質を選べるよう種類を拡大。これまでは1.5Mbps(720p)、1.5Mbps(360p)、650bps(360p)の3種類だったが、新たに150kbps(180p)も選べるようになった。150kbps(180p)では、1GBの容量で約15時間分の番組を持ち出せる。

また、1.5Mbps(720p)と650bps(360p)におけるアプリからの持ち出し番組作成は、有料会員のみ利用可能だったが、このたび新しい150kbps(180p)も含むすべての種類を無料で利用できるように変更した。

CDリッピング機能も搭載し、UBX7030では約3,500枚、UBX4030やBRX2030では約2,300枚のCDを取り込める。CDの音源をハイレゾ相当にアップコンバートする「ハイレゾリマスター」機能も持つ。